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休みの日に正午前に目が覚めました。何ヶ月振りのことやら。
なので、一日充実したオフでした*
が、髪切りに行って、買い物して、家事全般片付けて・・・終了。
サイトの方の事も、それ以外のことも色々やりたいことはあったのに。
何もする気になれなくて・・・
尊敬する劇作家さんが、休業期間に入る時
「よく言う、充電期間なんかじゃなくて、停電です。」
みたいなことを言っていて、それを思い出しました。
いいな~停電期間。
何もしないでボーっとしていたい。飽きるまで。
*
少し前に新しい文庫を三冊手に入れました。
一つ目は森絵都さんの本。二つ目は唯川恵さんの短編も入っている、
女性作家7人のアンソロジー本。三つ目は「デッドエンドの思い出」。
デッドエンドはよしもとばななさんの本です。
この作家さんの書く本は私、正直なところ感覚が合わないと思ってました。
「キッチン」とか、病む現代人が無気力に生きていて、主人公何もしないんですよ。
そんなのこの世の中別に珍しいことじゃないし。
そういうの読んで、救われる。とか、ああ無気力で大丈夫なんだ、とか
そういうのが、その頃の若かりし頃の(笑)私には受け入れ難くて。
人生辛いことなんて山ほどあるけど、それに飲み込まれても必死に生きていこうと
あがいてみなさいよ!と、思ってました。
それで、暫くこの方の本は読まなかったのですが、
デッドエンドは新書で出た頃からなぜか気になってまして。
読んでみて、ああ~この作家さん変わったな~と思いました。偉そうですが;
主人公の身に起きることもリアルだし、その後の乗り越えていく様も生きていく意志が
感じられて。
素直にいいな。と思えました。
実は電車の中で目だけで読んでたのですが・・・表現とか、目をひくものも多くて、
感覚も私の現実に近付いていました。
もしかしたら私も変わったのでしょうか?
もう一度、味わって読んでみようと思います。